P-51Hの基本塗装が完了しました
Basic painting of P-51H completed
今回の製作では、イギリス空軍機の塗装としました。
説明書の塗装指示ではMr.カラー331が含まれる塗装です。Mr.カラー331は、どう見ても1970年代ぐらいのファントムやバッカニアに使う色ですから、通常のRAFファイターコマンドの塗装としました。
Mr.カラー361、362、363です。
In this production, I decided to paint the British Air Force aircraft.
The painting instructions in the manual include Mr. Color 331. Mr. Color 331 is the color used for Phantoms and Buccaneers in the 1970s, so I used the normal RAF Fighter Command paint.
Mr. Color 361, 362, 363.
もちろんケースバイケースだとお断りした上で、これ位のモールドなら表面状態の確認や細かなペーパー傷を消すためにサーフェイサーを塗装します
Of course, after refusing that it is a case-by-case basis, I will paint the surfacer to check the surface condition and erase fine paper scratches with a mold of this size.
「サーフェイサーを塗装するとモールドが埋まる」という意見もたまに目にするのですが、エアブラシでサーフェイサーを塗装するならこれ位のモールドは埋まりません。
サーフェイサーが缶入りのサーフェイサーだとか、「普通の塗料よりも埋まりやすい」という意味なら同意しますが、「モールドが埋まらないのはサーフェイサーを使わない時」という意味ではありません。
「モールドが埋まらないのはサーフェイサーを使わない時」が誤りだという事はわかると思うので、ちょっと以下の事を考えましょう。
I sometimes see the opinion that “painting the surfacer fills the mold”, but if you paint the surfacer with an airbrush, this much mold will not fill.
I agree if the surfacer is an aerosol type surfacer or if it means “easier to fill than normal paint”, but it doesn’t mean that “the mold doesn’t fill when you don’t use the surfacer”.
I think you can see that “the mold is not filled when the surfacer is not used” is wrong, so let’s think about the following.
「サーフェイサーを塗装するとモールドが埋まる」の対偶は「モールドが埋まらないのはサーフェイサーを使わない」ですね。
命題と対偶の真偽は常に一致します。
「対偶」の「モールドが埋まらないのはサーフェイサーを使わない」が「偽」ですから「サーフェイサーを塗装するとモールドが埋まる」も「偽」です。
https://kou.benesse.co.jp/nigate/math/a14m0120.html
もちろん私が設定した対偶や対偶の真偽が間違っているなら別です。
私もサーフェイサーを使わないときもありますし、プラモデルの場合は下地がサーフェイサーである必要性はありませんが、サーフェイサーでいけない理由も薄いと考えます。
There are times when I don’t use a surfacer, and in the case of a plastic model, there is no need for the base to be a surfacer, but I think there is little reason not to use a surfacer.