童友社/アカデミーの1/72 F-14Aを入手しました。
まず 童友社 版は色プラ化されていますので、画像のものとは整形色が異なります。
アカデミーの最近のF-15E系キットと同じく、パーツ分割は抑え目で作りやすさを重視しています。最近の1/72 F-14のファインモールドやグレートウォールホビーとはそもそものコンセプトがかなり異なります。
モールドは最近のアカデミースタンダードで、かなりシャープかつメリハリの効いたもので、モールドは深めです。
このキットで一番驚いたのがF-14Aのブロック75からF-14Bまでならほぼ作れてしまう事です。多分D型も作れると思います。ちょっとコクピット周りが自信がないんですけども(笑)
例えばこの部分、3タイプありますが、これでF-14Aのブロック60からF-14Dまでカバーできています。
エンジンもTF30とF110と両方あります。
垂直尾翼はもう1セット入っておりT字型の後期型補強板タイプとブロック75初期のものの両方が入っています。
ビーバーテイルもECMアンテナのあるタイプとないタイプがセットされています。 初期型のものは入っていませんが、パーツ構成的には出せるのかもしれません。 グローブベーン下のECMアンテナも元々モールドされている+別パーツでモールドされています。
ホイールもいくつか入っていますのでD型も作れます。
胴体はグローブベーン前の膨らみがあるのでA型初期なら削る必要があります。アカデミーの思想は「削る方はモデラーさんできるよね?」ですね(笑)
ただ、このパーツ構成なら無理にこの飛行隊にしなくてもロービジ時代のF-14Aでも良いんじゃないかと思うんですが・・・・・・、デカール替え出るよねきっと(笑)
ミサイル関係も標準で概ね入っています。唯一の不満といえばAIM-7が各型2発づつなんですね。時期にもよりますがF-14の標準装備はAIM-54×2、AIM-7×3、AIM-9×2のはずなので、AIM-7が一発足りない。まーでも胴体下に装備したAIM-7なら見えないか(笑)。
ミサイルも合わせるとファインモールド版よりも安くなるので、悩ましい所です。どちらも優れたキットなので、是非両方作りましょう!