• 艦船模型・航空機模型などの完成品と製作過程

    製作していたタスカのシャーマンファイアフライが完成しました。

     ファイアフライはレンドリース法によってイギリスに供与されたM4シャーマンにイギリスの17ポンド対戦車砲を搭載したものです。本来17ポンド砲搭載戦車はクロムウェル/セントーをベースにしたチャレンジャーが開発されていたのですが、保険として開発されていたのがこのファイアフライです。結果的にチャレンジャーの性能はファイアフライに及ばず、チャレンジャーは200両が生産されただけとなりました。
     17ポンド砲はそれまで英米戦車が西側戦線で歯が立たなかったドイツのタイガーとパンターの正面装甲を貫徹できる対戦車砲で、ファイアフライは、実戦に間に合った戦車としては、このドイツの猛獣(タイガーとパンター)を狩る事ができる西側戦線ほぼ唯一の戦車です。ドイツ戦車隊のエース、ミハエル・ヴィットマンのタイガーを撃破したのもファイアフライだとする説が有力です(タイフーンの航空攻撃とする説もあるようです)ただし、ファイアフライは絶大な火力を持っていますが、防御力はシャーマンと変わらないので、ヤークトパンターのような「駆逐戦車」では無かったようです。


     キットはタスカの新作キットです。主砲はパッションモデルズの金属砲身を使用しました・・・・・後は基本的にストレート組です・・・・出来が良すぎるし(笑)・・・タスカのファイアフライはいろいろ感じる事が多かったのですが、それはまた別の記事にします。
     尾部の牽引フックは取り付けていません・・・・・・その奥にあるエッチングを使った装備品が見えなくなっちゃうから(爆)、ライトガードなどは付属のエッチングパーツを使用しました。
     サスペンションと履帯は可動式なのですが、スプロケットホイールから上部転輪への履帯のカーブが不自然になるので、上部転輪と履帯は接着しています。また、シャーマン系のサスの特性&可動サスの特性で、そのままだと


     一番前の転輪が浮いてしまいます。そこで内部に200グラムほど釣り用のオモリを仕込んで

     オモリの固定にはブルタックというものを使っています。オモリを仕込んだ結果がこれ



     ・・・・ちなみに某T社のダイキャストシャシーのように持った時に重くてちょっと感動(笑)
     塗装はサーフェイサー→ベースグレーを下地に行いました。
     イギリス戦車のブロンズグリーンは、クロムウェルと同じ塗装工程です。タスカの説明書ではMrカラー70番のダークグリーンが指定されているのですが、このMrカラー70番はつや消しで、デカールやウォッシングの工程を考えると不利なので、近似色のMrカラー320番を使用しました。このMrカラー320番にホワイトを足して明度を調整したものでグラデーション塗装しています。足回りはダークアースです。
     OVM類はブロンズグリーンの可能性がありますが、模型的な見栄えを考え塗り分けました。
     ブラック+ジャーマングレーでウォッシング後にデカールを貼りました。その後 ガイアノーツのつや消しクリアー→タミヤのウェザリングマスターなどでウェザリングです。
     ウェザリングはいつもより少し強めにしてみました・・・・私の感覚ではこれ位の「腹6分目」がいいかと(笑)

    こちらの完成品もご覧ください

    投稿者プロフィール

    まいど! maido
    模型好き。カメラ好き。各模型雑誌で掲載多数。
    艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。(注)2021年3月現在多数のバックオーダーのためご新規での制作代行は半年以上先の納品となります。

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