• 艦船模型・航空機模型などの完成品と製作過程

     「雷電」は日本海軍の局地戦闘機です。局地戦闘機とは陸上基地からの運用を行う機体で、
    1 敵爆撃機の飛行高度で短時間で到達する上昇力
    2 敵爆撃機を攻撃できる速力
    3 敵爆撃機へ確実に致命傷を与えうる火力
    が要求され。「雷電」は開発当時最も強力な日本のエンジンの三菱の「火星」が選ばれ開発されました。爆撃機用の太いエンジンを選択したために機体のシルエットは日本機離れしたズングリしたものとなりました。
     当初「雷電」は零戦に変わる基地航空隊主力を期待されたのですが、開発は難航し結局実戦配備されたのは1943年になってからとなり。また開発が遅れたことにより紫電改と同時期の戦線投入となりました。横須賀航空隊が雷電よりも紫電改に高い評価を与えた為、紫電改が優先して生産配備されることになりました。しかし、皮肉にも雷電は高高度で日本に来襲するB-29の迎撃にその上昇力と速度で、その真価を発揮する事となりました。特に厚木の302空などの活躍は有名です。確か「零戦」か何かの本で「B-29を迎撃できるのはまず雷電だけ」という記述もあったように思います。
     ハセガワの新キットです。胴体内や主翼内部の桁など組み立て易さには革新的な発想が取り入れられています。実際に胴体と主翼の組み易さはかなりのものです(でなくてはこんなに早く完成しない(笑))。モールドなども上品なハセガワスタンダードのものです。
     んがしかし、カウリングが基本的に一一型(胴体に機銃がある)のもので、その穴を「埋めるパーツ」があるにはあるんですが・・・・・・・うーん、パテ入らずというわけにはいかなかったです(私だけかもしれませんけど)。また、主翼の機銃の取り付けも開口指示があるというもので、「組み易さ」に関してはちぐはぐ感を否定できませんでした。ですが、これだけの大きさのキットで実売4000円位というのはなかなか「お値打ち感」はありますね。

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    投稿者プロフィール

    まいど! maido
    模型好き。カメラ好き。各模型雑誌で掲載多数。
    艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。「お問い合わせ」からご連絡ください。(注)2021年3月現在多数のバックオーダーのためご新規での制作代行は半年以上先の納品となります。

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