• 艦船模型・航空機模型などの完成品と製作過程

     「定遠」は清国海軍の戦艦です。同型艦「鎮遠」とともにドイツに発注されました。常備排水量が7000トンを越え(当時の日本海軍の最大の艦は初代「扶桑」で3000トン)、射界を広く取った30センチ砲は当時の東洋では突出した性能を持ちました。名前が「定遠」「鎮遠」であり、「外国を鎮圧する」という意味を持ちました。この外国は当然日本の事です。
     「定遠」は日清戦争前の1891年に日本に来航し、その姿に日本はショックを受けました、その当時まだまだ貧しかった日本は「定遠」に対抗できる艦を建造も発注もできなかったため、この「定遠」と交戦して勝利するためだけに極めて特殊な決戦兵器が設計建造されました。それが「松島」「橋立」「厳島」の三隻の海防艦、通称「三景艦」です。
     日清戦争の黄海海戦では、「定遠」は極めて高い防御力を発揮、逆に「松島」に主砲を命中させています。この時の「松島」の三浦虎次郎水兵が重傷を負いつつ「まだ沈まずや定遠は」と副長に尋ねたのが軍歌「勇敢なる水兵」です。
    <軍歌>勇敢なる水兵
     「定遠」は多数の命中弾を受けるも脱出に成功しますが、その後の日本水雷艇の雷撃を受け擱座、その後陸上からの砲撃を受け損傷し、日本軍の鹵獲を避けるために「定遠」は自沈しました。
     ブロンコモデルのキットです。よもや350で「定遠」が発売されるなどとは夢にも思わなかったです(笑)
     時代設定は日清戦争の黄海海戦時とされているものにしています。マストの一部が撤去されていたりしています。
     キット同梱のエッチングパーツを適宜使用し、空中線を展開しています。アンカーチェーンはフラグシップのものです。

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    投稿者プロフィール

    まいど! maido
    模型好き。カメラ好き。各模型雑誌で掲載多数。
    艦船模型、飛行機模型、AFV模型などプラモデル全般の制作代行も承っております。(注)2021年3月現在多数のバックオーダーのためご新規での制作代行は半年以上先の納品となります。

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